今回は、枠が傷だらけの油性ネームで名前が書いてあるそろばんを自分で修理する方法をご紹介します。簡単な作業で、傷だらけだったそろばんの枠が綺麗になり、油性ペンで書かれた名前が消せます。
Before・After写真
Before
After
必要な道具
修理手順
紙やすりで磨く(60番)
紙やすりは60番→120番→240番→400番の順番で磨きましょう。
ネームペンの名前は、60番の紙やすりで磨くだけでも消えます。
紙やすりで磨く(120番)
120番の紙やすりで磨くと、少し光沢が出てきます。
紙やすりで磨く(240番)
240番の紙やすりで磨くと、さらに光沢がでます。
紙やすりで磨く(400番)
400番の紙やすりで磨くと、手触りがツルツルになり、さらに光沢がでます。
削った細かい粉がでるため手が汚れます。
木屑の掃除
紙やすりで磨いた後は、木屑が大量に出るので掃除しましょう。綿棒やエアダスターが便利です。
濡れたタオルで一気に拭くと簡単に綺麗になります。
ニス塗り
最後に、ニスを塗りましょう。
よくある質問
傷の程度にもよりますが、本ページの修理では、紙やすりで磨く時間は30分、木屑の掃除に10分、ニス塗装に20分くらいでした。そのため、1時間もあれば綺麗に修理できるかと思います。
紙やすりは、様々な荒さが販売されています。基本的には木製の素材を磨く場合、60番→120番→240番→400番の順番で磨けば綺麗になります。
正直、ニスは塗っても塗らなくても問題ありません。ただし、ニスを塗らないと細かい傷がつきやすくなります。木の材質を楽しみたい方は紙やすりで磨いた状態のまま使うことをお勧めします。
手袋はなくても問題ありません。紙やすりで木屑が大量にでて手が汚れます。爪の中に木屑が入って汚れたくない方は手袋の着用をお勧めします。軍手は操作性に欠けるので、ゴム手袋がお勧めです。